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石ひとつ置くこと
¥1,100($6.97)
「天草ん者もんが必死で隠そうとしとるこつば、掘り返すな」 天草の身内に言われたこの言葉を、著者は島全体の空気として受け取ってきました。隠れキリシタンの島、出稼ぎ女の島と呼ばれてきた天草。そこで「恥」とされてきたものの多くは、実は中央の権力が押しつけた方向づけを、社会がそのまま受け入れてしまったものではないか。 タイトルの『石ひとつ置くこと』は、イタリア語の慣用句〈Metterci una pietra sopra〉から。「ものごとに区切りをつける」という意味で、日本語では「水に流す」とも訳されます。朽ちずに残る石と、流れて消える水。この距離が、著者の記憶をめぐる旅の出発点になりました。 十年の東京暮らしを経て天草に戻った著者が、置かれた石と、置かれなかった石のあいだを歩きながら綴った一冊です。
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千夜千冊エディション 本から本へ
¥900($5.70)
本は遊びたがっている。知はつながりたがっている。 知り合いの数より、付き合った本のほうが多いなんて、 ぼくのどこかがおかしいか、本がニンゲンより親しみやすいかだ。 本は出し惜しみをしない。本は手持ちを曝してくれる。 ぼくは、本から貰った衣裳と道具と言葉づかいとスタイルで その本に暗示された遊びに熱中すればいいだけだ。 (前口上・松岡正剛) 「本と交際しなさい」という極意が26冊の本をめぐりながら披瀝される。道元、パスカル、馬琴、バルザック、ポオを相手取って多様な読みを展開し、東西のライブラリアンや愛書家の読書技法を渉猟する。
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古本屋散策
¥3,700($23.44)
蒐集した厖大な古書を読み込み、隣接する項目を縦横に交錯させ、近代出版史と近代文学史の広大な裾野を展望する。『日本古書通信』に17年間にわたり連載した200編を集成。 状態良好です。
