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The forgotten Japanese
¥1,000
SOLD OUT
この写真、短いエピソード、そして日本の農村の物語を集めたこの作品は、宮本常一の初の英訳である。フグから地滑りに至るまで、宮本の物語はジェフリー・アイリッシュの流麗な翻訳によって生き生きと描かれている。 状態良好です。
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レヴィ・ストロースの世界
¥600
1960年代ごろにフランスで発刊されていた季刊雑誌アルクL'ARC第26号レヴィ・ストロース特集号の全訳。他の諸雑誌「レ・タン・モデルヌ」「エスプリ」「パンセ」などの特集号と比較した場合、この特集号の特徴は構造主義の諸領域や諸問題に手をひろげることなく、レヴィ・ストロースのライフワークともいうべき神話学の諸巻に焦点を当てていることである。本書に収められたレヴィ・ストロース自身の「料理の三角形」は大作を貫く基本的なモティーフ、構造、方法を簡潔に示している。 カバーが欠けています。小口と天にヤケ、シミあり。
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サモアの思春期
¥3,600
半世紀にわたりオセアニアの多くの地域で、フィールド・ワークをもとに文化と人格の関係、成長の問題、性の問題を人類学の立場から取り上げ、精力的な活躍を続けてきたマーガレット・ミードの処女作。 ミードは、思春期の少女の研究を目的にサモアに9ヶ月間滞在した。彼女は研究の焦点を、サモアにおいて思春期の若者の精神的不安が思春期という人間の成長の一時期の特性なのか、それとも文化が原因となって生ずるのかということ、また異なった状況では思春期は異なった様相を呈するのかどうかという問題に絞る。
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人種と歴史
¥900
1952年、ユネスコが世界の人種問題に関する小冊子のシリーズを刊行する。その1冊としてレヴィ=ストロースが書いた、初期の論文。西洋文化の位置付け、歴史的時間の偶然的性格を、専門領域を超えて議論し、明晰かつ的確な言葉でその問題意識を伝える。その視野の拡がりは、個々の文明を相対化する力を持つ。 カバーが欠けています。表紙に経年のヤケがあります。
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はるかなる視線 二冊揃
¥2,000
制度・語法・神話・儀礼・信仰は、社会によって異なる。しかしその考察は、社会的拘束が創造を誘い出す点において、自由と拘束は対立しているのではなく支え合っていることを具体的に示す。しかもそれが人間一般の普遍的な問題として、見えてくるのである。 著者の50年にわたる教職生活を去るに当たって編まれたエッセイ集であり、レヴィ=ストロース世界のポリフォニーである。さらに、知的営為が現代の病患あるいは幻想を治癒または払拭する企図でもありうるという、もっとも力強い情熱の所産である。 カバーが欠けています。天と小口にシミあり。
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スマイルズという会社を人類学する
¥550
Soup Stock Tokyo、PASS THE BATON、100本のスプーンなど、注目業態を生み出し続けながらも従来の経営学やマーケティングの言葉ではとらえきれないスマイルズという会社。本書はスマイルズで4人の人類学者が一緒に時間を過ごし、一緒に会議に参加し、時には一緒に働きながら調査したフィールドワークの報告書。これからの働き方が人類学の目を通して描かれる。
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めぐりながれるものの人類学
¥1,130
文化人類学者が書き下した27の文章は、タンザニア、ガーナ、インドから、60年安保の水俣、京都大学の「立て看」撤去問題まで、時間と空間を越えてめぐりながれる。異なっていながら同じものに満ち、分かたれていながらつながっている私たちの生のありようを鮮やかに描き出す。 状態良好です。
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知覚経験の生態学
¥4,000
SOLD OUT
ギブソンのエコロジカル・アプローチが哲学にもたらす革新とは何か? 認識と行為をめぐる哲学的問題に新しい視点から解答を示す。 ギブソンの生態学的知覚論の革命性は、知覚経験を考える上で主体内部の機構ではなく環境の役割を何よりも重視するという劇的な転回を行ったことにある。本書ではエコロジカル・アプローチが認識と行為をめぐる哲学的問題に対して持つ革命的な意義を明らかにし、哲学を方法的独我論の軛から解放して認識を新しく捉えなおす視点を提示する。
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平等論 霊長類と人における社会と平等性の進化
¥1,750
状態、概ね良好です。 平等とは何か? 哲学や人類学などの知見を駆使して人間が平等を求める動物であることを初めて解き明かし、さらには平等を求める過程こそが人の社会を生み出す原動力となることを示す斬新な平等論。